ブラック施設でいじめを受けた職員の体験談

ブラック企業、もう我慢しない!

いじめやパワハラを理由に辞めたBさん

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Bさんの体験談

ここでは、いじめやパワハラを理由に介護施設を退職したBさんの体験談を紹介していきます。いじめと聞くと子ども同士で起こる問題のイメージが強いですが、大人同士でも起こり得る深刻な問題です。

Bさんの体験談

ベテランからのいじめ

Bさんは地元でも有名な介護老人保健施設で働いていました。ここは他にも有料老人ホームやケアハウスなどいくつかの介護施設を経営しており、比較的規模の大きいところでした。施設の職員は50名ほどで、そのなかでBさんは介護事務員として受付の仕事をしていたそうです。事務員は他に2名いて、その2人はどちらも10年以上の勤務経験があるベテランでした。そして、その2人が非常にやっかいだったのです。どうやら長く働いて仕事を知り尽くしているベテラン事務員2人にとって新人の存在は仕事の邪魔だったらしく、Bさんは入社してから一度も仕事を教えてもらうことがなかったと言います。実際に、「私たちの仕事を邪魔しないのがBさんの仕事。仕事は自分で調べて覚えること」と言われたそうです。その時点でBさんは強いショックを受けましたが、せっかく決まった仕事だからと自分なりに必死に仕事を覚えようとしました。しかし、わからないこともやはり多く、とはいえ聞いても答えてくれないのがわかっているので、毎日職場には行くものの仕事をするフリをして過ごす時間が多かったとのことです。

ベテランからのいじめ

暴言や理不尽な扱い

そして、そんなBさんの姿を見たほかの職員からも心無い言葉をあびせられてしまいます。「あなたはこの施設に必要のない人だ」「あなたは施設内のすべての人に嫌われている」などと暴言を吐かれることもあったそうです。また、Bさんが休みの日に来たクレームの電話を、なぜかBさんが取ったということにされてしまい、理事長に怒られるということがありました。さらに全職員にそのことを謝罪するよう指示をされ、自分がやっていないことを50人に謝罪させられるという理不尽を受けたのです。
また、入社して半年ほどたったころに施設で行われた納涼祭というイベントのときの話ですが、納涼祭は施設の一大イベントということもありBさんはその月60時間もの残業をしていました。イベント当日も日付が変わる直前まで事務所で働いていましたが、残業代として配布されたのはなんと「お米10キロ」。60時間以上もの残業代をお米で支払われたのです。さらに驚いたのは理事長の言葉。「お金よりもこっちのほうが嬉しいだろ?」と言われました。さすがにこれは理不尽すぎると感じたBさんは、翌日すぐに退職の意思を伝えたそうです。

暴言や理不尽な扱い

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